開発から上流へ。インタアクト12年目エンジニアが語る成長の歩み
情報系の学部でITに触れてはいたものの、実務で通用するほどの知識はない。そのような状態から、12年前に新卒エンジニアとしてインタアクトに入社したM.Mさん。入社後は試験や開発の現場でキャリアを重ね、現在は要件定義などの上流工程やプロジェクトマネジメントにも携わっています。
一つの会社で12年。今回はインタアクトで長く働き続けられている理由と、そのあいだに広がったキャリアについて伺いました。
M.M:理系・情報系の学部を卒業後、新卒でインタアクトに入社し、現在12年目。入社後、本社で総務や社内開発業務を経験したのち、4年目から外部プロジェクトへ参画。現在は、通信業界の現場でTypeScriptを用いたWeb開発に従事。アジャイル・スクラム開発のチームで、フロントエンド開発を中心に、要件定義などの上流工程やプロジェクト推進にも関わっている。 |
「研修の手厚さ」と「社員の人柄」。インタアクトを選んだ2つの理由
——情報系の学部で学んだ経験を踏まえてIT業界を志望された中で、企業選びにおいて「ここだけは譲れない」と考えていた条件はありましたか。
M.M:大切にしていたのは2つの軸です。
ひとつは、仕事とプライベートを両立できる環境であること。IT業界には忙しいイメージがあったので、働きやすい環境かどうかは慎重に見ていました。
もうひとつは、キャリアの広がりです。開発現場だけでなく、将来的に上流工程にも携わりたいという思いがあり、その目標を達成できる職場を求めていました。
——数あるIT企業の中で、インタアクトに興味を持ったきっかけを教えてください。
M.M:就活情報サイトでIT系の企業を検索していた中で、たまたま見つけたのが最初です。掲載されていた情報の中で特に目を引いたのが、研修の充実度でした。
大学で情報系の学部に在籍していたとはいえ、業務に直結するような知識を身につけられていたわけではありませんでした。そのため、基本的な知識を学んでから配属してもらえる環境のほうが、自分には合っていると感じていたんです。
——最終的に入社を決めた理由を教えてください。
M.M:一番の決め手は、社員のみなさんの温かい人柄です。説明会では、親身になって相談に乗ってくれましたし、面接でも圧をかけるような雰囲気はなく、プライベートな話も交えながら自然に会話ができたんです。他社の面接も特別厳しかったわけではないのですが、インタアクトは「人の良さ」が一段と際立っており、ここで働きたいと思いました。

12年で広がった仕事の領域と視野。toC向けWebサービスの開発現場
——現在のプロジェクトでの役割や、担当している業務内容について教えてください。
M.M:通信系のtoC向けWebサービスの開発を、アジャイル(スクラム)開発のチームで担当しています。言語はTypeScriptが中心で、Web側の開発に加え、必要に応じてバックエンドも触ります。
開発のほか、「POA(Product Owner Assistant)」というロールを担っており、プロダクトオーナーの補佐もひとつの業務。ます。要件定義や基本設計といった上流工程に加え、開発プロセスの管理・統制など、どちらかというとマネジメント寄りの仕事が中心です。
——日々の業務の中で、特にやりがいを感じる瞬間はありますか。
M.M:一番の面白さは、自分たちが開発したものが実際にユーザーに使われている実感を得られることです。以前、世間的にも知られている大規模なサービスの開発に関わったことがあって。大きなプロジェクトだったため、開発中は不安に思う場面もあったのですが、いざリリースされてニュースや広告で目にしたり、ユーザー数を見たりしたときに「本当に多くの人に使われているんだ」と感じられ、やって良かったと思えました。
アジャイル開発では1〜2ヶ月というサイクルでリリースを行うため、自分が関わったプロダクトや機能が形になり、ユーザーに届けられるまでの過程を何度も経験できる点にもやりがいを感じています。
——これまでの業務の中で、ぶつかった壁や、それをどのように乗り越えたかを教えてください。
M.M:入社当初は、実務経験もプロジェクト固有の知識もない状態だったため、まず業務に慣れること自体に苦労しました。特に現在の現場では、それまで経験がなかったアジャイル開発特有の文化やルールに適応するまでに時間がかかりました。
その中で意識していたのは、分からないことをそのままにせず、自分から学びにいくことです。業務後や手が空いた時間に調べたり、必要に応じて周囲に質問したりしながら知識を身につけていきました。自社のメンバーだけでなく、プロジェクトに関わる他社のメンバーからもサポートを受けられたことは大きかったです。
——12年間の経験を通じて、ご自身の変化や成長を感じるのはどんな場面ですか。
M.M:入社当初は上司に質問する側でしたが、最近は後輩や周囲のメンバーから質問される側に立場が変わってきました。スキルとしても、以前はパッと見ただけでは何もわからないことが多かったのが、対応できる範囲が広がり、課題へのアプローチの引き出しも増えており、成長を感じます。
また、キャリアの面でも変化がありました。入社当初は試験や開発業務が中心でしたが、現在は要件定義などの上流工程にも携われるようになり、少しずつ理想としていたキャリアに近づけている実感があります。

仕事とプライベートの両立、良好な人間関係。12年働き続けられる環境のリアル
——入社前に抱いていたイメージとのギャップも含め、働き続けられている理由を教えてください。
M.M:良い意味でのギャップだったのは、入社前に想像していたよりも、ずっと働きやすい環境だったことです。短期的に忙しい時期はあっても長くは続かず、残業も月10〜20時間未満。
また、自分の裁量で進められる部分も多く、「ログが見づらい」といった課題に気づけば自分から改善を提案でき、時間があれば実際に取り組ませてもらえます。決められたことをこなすだけではなく、自分で考えて行動できる環境もインタアクトの魅力です。
ただ、辞めなかった1番の正直な理由は「転職しようと思うきっかけがなかった」ことですね。転職を考えるのは、環境が嫌だとか待遇を変えたいといった理由が多いと思うのですが、私はいまストレスを感じることがほとんどなくて。仕事とプライベートも両立できていますし、お客様との関係も良好です。現在のお客様とは私個人としては6〜7年のお付き合い、会社としてはそれ以上に長く関係があるため、スムーズに仕事が進められます。
——そうした魅力を実感した具体的な出来事はありますか。
M.M:ありますね。以前の現場で、設計段階のミスに気づかないまま開発を進めてしまい、実装・試験フェーズで発覚した結果、設計からやり直しになったことがありました。私自身にはもちろん申し訳なさや悔しさがありましたが、その時に誰も私を責めなかった。そればかりか、一緒に原因を整理し、次にどう改善するかを考えてくれたんです。
この経験から、チームで仕事をする上では、個人の技術力だけではなく「会話ができる関係性」や「相談しやすい環境」が大切だと考えるようになりました。特に、うまくいっている時だけではなく、問題や失敗が起きた時にこそ、正直に共有できる信頼感が重要だと実感したんです。
そして、インタアクトは、そういった関係性が築けていることが強みになっているのだとも感じました。
——入社当時と比べて、会社や組織の変化を感じる場面はありますか。
M.M:より多くのメンバーが関わりながら会社・組織をつくっていくようになったと感じています。以前は、営業まわりの補助や社内規則のメンテナンス、新入社員の研修など、一部のメンバーに負担が集中している業務もありました。最近では、それらを幅広い社員で分担するようになり、組織全体で支え合う形に変わってきています。負担を分散するという意味でも、良い変化だと感じています。
また、社員のキャリア形成を支える仕組みづくりにも変化を感じています。以前は面談などの仕組みが十分に整っているとは言えませんでしたが、最近では「もっと良くしていこう」という認識が社内で共有され、改善に向けた動きが検討され始めました。まだ取り組み始めた段階ではありますが、課題をそのままにせず、より良い環境をつくろうと変化していること自体が、会社の成長だと感じています。
コロナ禍をきっかけに減っていた社員同士の交流機会も、最近では回復してきています。新入社員歓迎会や忘年会などの社内イベントも再開され、普段関わる機会の少ないメンバーとも交流できる場が増えてきました。今後さらに社員同士のつながりが広がっていくことを楽しみにしています。

真面目にやり切る人が、活躍できる場所
——これから先、どのようなキャリアを築いていきたいと考えていますか。
M.M:引き続き上流工程に携わりながら、より広い範囲でプロジェクトに関われるようになりたいと考えています。
現在は要件定義などの上流工程にも携わっていますが、まだ小規模な案件が中心です。将来的には、より大規模なプロジェクトで、要件整理だけでなく、プロジェクト全体を見ながら進行を支えるようなマネジメントにも挑戦していきたいですね。
キャリアの方向性としては、技術を極めるスペシャリストというよりも、周囲と連携しながらチームやプロジェクトを前に進めるマネジメント側を目指しています。
——これまでの経験を踏まえて、インタアクトで活躍できるのはどのような人だと思いますか。
M.M:インタアクトに合うのは、仕事に対して真面目に向き合い、責任感を持って取り組める人だと思います。自分に任された仕事を最後までやりきることはもちろんですが、分からないことや困ったことがあった時に、素直に相談できる姿勢も大切だと感じています。
——最後に、就職活動中の学生や求職者の方へ、メッセージをお願いします。
M.M:自分が就職活動をしていたのは10年以上前なので、今とは状況が違うかもしれませんが、当時は「理系じゃないと難しい」「未経験からIT業界に入るのは厳しい」というイメージを持っていました。
ただ、実際にインタアクトで働いてみると、文系出身のメンバーや未経験からスタートしたメンバーも多く活躍しています。研修制度や周囲のサポートも整っていますし、最近ではさらに育成環境を強化していこうという動きもあります。
IT業界に少しでも興味があるのであれば、経験や専攻だけで判断せず、ぜひ一歩踏み出して挑戦してみてほしいと思います。